ナナチキのカロリーは低い?揚げ鶏との違いや太らない食べ方を徹底解説
セブンイレブンのレジ横にあるホットスナックコーナー。食欲をそそる香りに誘われて、ついつい「ナナチキ」を注文してしまった経験はありませんか?ジューシーな鶏肉とサクサクの衣、スパイシーな味わいは中毒性がありますが、ダイエット中となると「揚げ物は太る」「カロリーが高そう」と罪悪感を感じてしまう人も多いはずです。
しかし、栄養成分を正しく理解すれば、ナナチキは必ずしも「ダイエットの敵」ではありません。むしろ、ななチキは高タンパクで低糖質な食品として、ボディメイク中の食事に取り入れることも可能なのです。この記事では、ナナチキのカロリーや栄養素の詳細、ライバル商品である「揚げ鶏」との比較、そして太らずに楽しむための具体的なメソッドを網羅的に解説します。
ナナチキのカロリーと栄養成分を徹底解剖
ダイエットを成功させるためには、まず自分が口にするものの栄養価を正確に把握することが第一歩です。ナナチキにはどれくらいのエネルギーが含まれているのでしょうか。
定番ナナチキとレッド・骨付きの数値一覧
ナナチキには、スタンダードな骨なしタイプのほかに、辛口の「レッド」や、クリスマスシーズンなどに登場する「骨付き」などのバリエーションが存在します。それぞれの栄養成分を整理しました。なお、数値は販売地域や時期によって微調整されることがあるため、目安として参考にしてください。
| 商品名 | カロリー | たんぱく質 | 脂質 | 糖質 |
|---|---|---|---|---|
| ななチキ | 173?200kcal | 13?14g | 9?11g | 8?10g |
| ななチキレッド | 195?205kcal | 12?13g | 12?13g | 9?10g |
| ななチキ(骨付き) | 240?250kcal | 18?20g | 14?16g | 10?12g |
一般的なおにぎり1個が約180kcal、糖質約40gであることを考えると、ナナチキはカロリーはおにぎり1個分と同程度ですが、糖質はおにぎりの約4分の1以下という非常に低糖質な食品であることがわかります。これが「ナナチキは太りにくい」と言われる最大の理由です。
たんぱく質・脂質・糖質のバランスを分析
ナナチキの栄養バランス(PFCバランス)を見てみると、たんぱく質(Protein)が約14gと豊富に含まれています。たんぱく質は筋肉の材料となり、基礎代謝を維持・向上させるために不可欠な栄養素です。サラダチキン(約20g前後)には及びませんが、ホットスナックとしては十分な含有量と言えます。
一方で、脂質(Fat)は約10g前後と、全体のカロリーの約半数を占めています。鶏もも肉を使用し、さらに油で揚げているため、どうしても脂質は高くなります。ただし、糖質(Carbohydrate)は約9g前後と控えめです。これは、厚い衣がついたパン粉系のフライ(コロッケやメンチカツ)に比べて、ナナチキの衣が比較的薄く設計されているためです。
ダイエット中に注目すべき栄養素とは
ダイエット中に注目すべきは「糖質」と「たんぱく質」です。糖質の摂りすぎは血糖値を急上昇させ、インスリンの分泌を促し、脂肪蓄積の原因となります。ナナチキは糖質が低いため、食べた直後の血糖値スパイクが起きにくい食品です。また、たんぱく質が豊富なため、食後の満足感(満腹感)が持続しやすいというメリットもあります。「お腹が空きにくい」ということは、間食を減らすことにもつながります。
セブンイレブン「揚げ鶏」と「ナナチキ」の決定的違い
セブンイレブンのホットスナックには、ナナチキと双璧をなす人気商品「揚げ鶏(あげどり)」があります。見た目が似ているため、「どっちを選べばいいの?」と迷う人も多いでしょう。ここでは、両者の違いを明確にします。
カロリーと脂質が低いのはどっち?
驚くべきことに、カロリーに関してはナナチキの方が揚げ鶏よりも低い、もしくはほぼ同等である場合が多いのです。
| 項目 | ななチキ | 揚げ鶏 |
|---|---|---|
| カロリー | 約173kcal | 約185kcal |
| 脂質 | 約9.1g | 約10.1g |
| 特徴 | スパイシーな衣 | 薄衣・塩味 |
一般的に「衣が厚いフライドチキン(ナナチキ)の方が高カロリーで、素揚げに近いローストチキン風(揚げ鶏)の方がヘルシー」というイメージがありますが、実際は逆転現象が起きていることがあります。これは、揚げ鶏が鶏肉本来の皮(脂質が多い部分)を活かしてジューシーさを出しているのに対し、ナナチキは加工段階で脂質のコントロールが行われている可能性があるためです。ただし、差はわずか10kcal程度ですので、誤差の範囲と考えても良いでしょう。
味と食感の違いから選ぶおすすめシーン
数値的な差が少ないのであれば、味の好みやその時の気分で選ぶのが正解です。
– ナナチキ: 11種類のスパイスを使用した本格的なフライドチキン。衣のサクサク感と肉のジューシーさを楽しみたい時、ガツンとした満足感が欲しい時におすすめです。ご飯のおかずやパンに挟む具材としても優秀です。
– 揚げ鶏: シンプルな塩味で、鶏肉本来の旨味を重視しています。衣が薄く、皮のパリパリ感が特徴です。さっぱり食べたい時や、サラダのトッピングとして使いたい時に適しています。
原材料とアレルギー情報の比較
どちらも鶏肉(タイ産または日本産など時期による)を使用していますが、ナナチキは衣に小麦、卵、乳成分などを含む複雑なスパイスミックスが使われています。一方、揚げ鶏は比較的シンプルな原材料構成であることが多いです。食物アレルギーがある方は、店頭のプライスカードや公式サイトのアレルギー情報を必ず確認してください。特に「卵」や「乳」の使用有無は商品リニューアルで変わることがあります。
他社コンビニチキンとナナチキのカロリー比較
セブンイレブンだけでなく、ファミリーマートの「ファミチキ」やローソンの「Lチキ」と比較した場合、ナナチキはどのような立ち位置にあるのでしょうか。
ファミチキ・Lチキとのデータ対決
主要3社の骨なしチキンのデータを比較してみましょう(数値は平均的な目安です)。
| 商品名 | コンビニ | カロリー | 脂質 | 糖質 |
|---|---|---|---|---|
| ななチキ | セブン | 約173kcal | 約9.1g | 約8.9g |
| ファミチキ | ファミマ | 約250kcal | 約15.7g | 約14.8g |
| Lチキ(レギュラー) | ローソン | 約270kcal | 約19.0g | 約11.3g |
この表を見ると一目瞭然ですが、ナナチキは他社のチキンに比べて圧倒的にカロリーと脂質が低い傾向にあります。ファミチキやLチキは、一口かじると肉汁(脂)が溢れ出るジューシーさが魅力ですが、その分カロリーは250kcalを超えてきます。対してナナチキは、ジューシーさを保ちつつも200kcal以下に抑えられており、ダイエッターにとっては最も罪悪感の少ない選択肢と言えるでしょう。
ナナチキがダイエット向きと言われる理由
他社製品と比較してカロリーが低いことに加え、ナナチキは「衣の薄さ」と「肉のボリューム」のバランスが良いと評価されています。衣が厚すぎると糖質と吸油量が増えますが、ナナチキは肉の厚みで満足感を出しています。この「高タンパク・中脂質・低糖質」のバランスこそが、ダイエット向きと言われる所以です。
サイズ感と満足度のコストパフォーマンス
「カロリーが低いということは、サイズが小さいのでは?」と思うかもしれません。確かに重量ベースで見るとファミチキの方が重い場合がありますが、ナナチキは厚みがあるため、食べた時の咀嚼回数や肉を食べている感覚は十分に得られます。200円前後で約14gのたんぱく質を摂取でき、かつ温かい状態で提供されるため、プロテインバーやおにぎり1個を食べるよりも食事としての満足度(精神的な満腹感)は高いと言えます。
ナナチキが太ると言われる4つの原因
いくら他社よりヘルシーとはいえ、ナナチキも「揚げ物」です。無制限に食べていれば太ります。ここでは、ナナチキで太ってしまう具体的な原因を深掘りします。
揚げ油の質と酸化リスクについて
コンビニのホットスナックで最も懸念されるのが「油の質」です。店舗で長時間加熱され続けた油や、時間が経過して酸化した油は、体内で炎症を引き起こしやすく、代謝を低下させる可能性があります。酸化した油を摂取すると、肝臓に負担がかかり、脂肪の分解効率が落ちるとも言われています。特に回転率の悪い店舗や、深夜帯に残っている商品は、揚げてから時間が経過しているリスクがあります。
衣に含まれる糖質と血糖値の関係
ナナチキの糖質は約9gと低いですが、これは角砂糖2個分強に相当します。衣には小麦粉や澱粉が使われており、これらは精製された炭水化物です。空腹時にいきなりナナチキを食べると、衣の糖質と油が組み合わさり、血糖値を上げやすくなる可能性があります。特に「糖質×脂質」の組み合わせは、脳内麻薬と呼ばれるほど中毒性が高く、食欲を暴走させるトリガーになりかねません。
塩分過多によるむくみの可能性
ナナチキ1個あたりの食塩相当量は約1.4g前後です。厚生労働省が推奨する成人の1日あたりの塩分摂取目標量(男性7.5g未満、女性6.5g未満)を考えると、おやつ感覚で1個食べると1日の約20%の塩分を摂ってしまうことになります。塩分を摂りすぎると体は水分を溜め込もうとし、「むくみ」が発生します。むくみは体重増加だけでなく、見た目が太って見える最大の原因の一つです。
「ついで買い」が招くカロリーオーバー
ナナチキ単体なら約173kcalですが、問題は「一緒に買うもの」です。
– ナナチキ + おにぎり + ジュース = 約500kcal
– ナナチキ + カップラーメン = 約600kcal超
このように、主食や甘い飲み物とセットにすることで、一気に高カロリー・高糖質の食事に変わってしまいます。レジ横の誘惑に負けて「ついでに」買ってしまう習慣こそが、太る原因の本質かもしれません。
ダイエット中にナナチキを食べる5つの鉄則
ナナチキを楽しみながら痩せるためには、ルールを守ることが重要です。管理栄養士的な視点から、太らないための5つの鉄則を提案します。
ゴールデンタイムは昼食!夜遅くは避ける
食べるタイミングは「昼食(12時?14時)」がベストです。日中は活動量が多く、摂取したカロリーや脂質がエネルギーとして消費されやすいためです。体脂肪の合成を促す時計遺伝子「BMAL1(ビーマルワン)」の働きが最も低下するのも午後2時頃です。逆に、夜22時以降はBMAL1が活性化し、食べたものが脂肪に変わりやすくなります。夜食のナナチキは絶対に避けましょう。
組み合わせるべき「痩せ食材」ベスト3
ナナチキの欠点である「ビタミン・ミネラル・食物繊維不足」を補う食材と一緒に食べましょう。
1. 野菜サラダ(食物繊維): 最初にサラダを食べる「ベジファースト」で血糖値の上昇を抑えます。また、野菜の食物繊維が余分な脂質の吸収を穏やかにします。
2. 海藻スープ(水溶性食物繊維): わかめやめかぶのスープは、胃の中で膨らんで満腹感を高めるだけでなく、塩分の排出を助けるカリウムを含んでいます。
3. 無糖のお茶(カテキン・ウーロン茶ポリフェノール): 脂肪の吸収を抑える効果が期待できる黒烏龍茶や緑茶を一緒に飲むのがおすすめです。
主食とのバランス調整法
ナナチキを食べる時は、主食(ご飯やパン)の量を少し減らしましょう。ナナチキの糖質約10gと脂質を考慮し、おにぎりなら半分残す、あるいは「もち麦おにぎり」のような低GI食品を選ぶなどの工夫が必要です。「ナナチキをおかずにして大盛りご飯を食べる」のはダイエット中はNGです。
どうしても揚げ物が食べたい時の対処法
ストレスが溜まってどうしても揚げ物が食べたい時こそ、ナナチキの出番です。ケーキ(約300?400kcal)や菓子パン(約400kcal)を食べるよりは、ナナチキ(173kcal)を選んだ方がたんぱく質も摂れてヘルシーです。「揚げ物を食べた」という精神的な満足感を得ることで、その後の暴飲暴食を防ぐことができます。
究極のカロリーオフ「衣外し」はありか
ストイックにカロリーを削りたい場合、「衣を剥がして食べる」という裏技があります。ナナチキのカロリーと糖質の多くは衣に含まれています。衣を半分残すだけでも、カロリーを30?50kcal程度、糖質を数グラムカットできるでしょう。ただし、美味しさは半減しますし、行儀が良いとは言えません。自宅で食べる際にこっそり行うか、最初から「サラダチキン」を選ぶ方が賢明かもしれません。
食べた分を無かったことに?消費に必要な運動量
万が一食べすぎてしまっても、運動で消費すれば脂肪にはなりません。ナナチキ1個分(約180kcal)を消費するための目安を知っておきましょう。
ウォーキングとジョギングの所要時間
体重50kgの人が180kcalを消費する場合:
– ウォーキング(早歩き): 約50?60分
– ジョギング: 約25?30分
– 自転車(普通の速さ): 約40?50分
「たった1個で1時間も歩くの?」と驚くかもしれません。食べるのは一瞬ですが、消費するのは大変なのです。この事実を知っておくだけで、「もう1個食べようかな」という迷いを断ち切ることができます。
自宅でできる筋トレメニュー
有酸素運動だけでなく、筋トレで基礎代謝を上げるのも有効です。
– スクワット: 下半身の大きな筋肉を使うため消費カロリーが高いです。15回×3セット。
– バーピージャンプ: 全身運動で脂肪燃焼効果が高いです。
ナナチキを食べた日は、いつもより少し多めに階段を使う、一駅分歩くなど、日常の活動量を増やす意識を持ちましょう。
日常生活でカロリーを消費するコツ
まとまった運動時間が取れなくても、日常動作でカロリーは消費できます。
– エスカレーターを使わず階段を使う。
– 電車で座らずに立つ。
– 掃除機をかける、お風呂掃除をするなどの家事をテキパキこなす。
これらを積み重ねることで、ナナチキ分のカロリーを相殺することは十分に可能です。
飽きずに痩せる!ナナチキのヘルシーアレンジレシピ
そのまま食べるのに飽きたり、よりヘルシーに食べたい場合の簡単アレンジレシピを紹介します。
切って乗せるだけ「ナナチキパワーサラダ」
コンビニのカット野菜(レタスミックスなど)の上に、一口大に切ったナナチキをトッピングします。ドレッシングはノンオイルやポン酢を選びましょう。ナナチキ自体にしっかり味がついているので、ドレッシングは少なめでOKです。ボリューム満点のメインディッシュになり、野菜もたっぷり摂れます。
油を使わない「なんちゃって油淋鶏」
ナナチキをトースターで温めてカリッとさせ、刻んだ長ネギ、醤油、酢、ラカント(または少量の砂糖)、ごま油少々を混ぜたタレをかけます。揚げ直す必要がないので余分な油を使わず、お酢の効果でさっぱりと食べられます。代謝アップ効果のあるネギや生姜をたっぷり使うのがポイントです。
野菜たっぷり「ナナチキとキャベツのスープ」
鍋に水とコンソメ、ざく切りにしたキャベツを入れ、最後に切ったナナチキを入れてひと煮立ちさせます。ナナチキの衣から出る油とスパイスがスープに溶け出し、コクのある美味しいスープになります。衣がふやけてボリュームが出るので、満腹感が得やすいメニューです。
まとめ
ナナチキは1個約173?200kcal、糖質約10g前後と、コンビニのホットスナックの中では比較的低カロリーかつ高タンパクな食品です。セブンイレブンの「揚げ鶏」と比較してもカロリーは同等かそれ以下であり、ファミチキやLチキと比べると大幅にヘルシーであることがわかりました。
ダイエット中にナナチキを食べる際は、以下のポイントを意識しましょう。
– 食べるなら昼食: 夜遅くは避ける。
– セット購入に注意: おにぎりやジュースでの糖質過多を防ぐ。
– 野菜をプラス: サラダやスープでバランスを整える。
– 最新情報をチェック: カロリーはリニューアルで変動するため、店頭表示を確認する。
「揚げ物は絶対にダメ」と我慢しすぎてストレスを溜めるより、栄養成分を理解して賢くナナチキを取り入れる方が、ダイエットは長続きします。美味しいナナチキを味方につけて、無理のないボディメイクを楽しんでください。



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